大人女子に贈る、とびきりリアルな沖縄旅行

沖縄本島最大級のマングローブを間近で楽しめるカヌーツアー体験「慶佐次川(ゲサシガワ)」|沖縄東村

ライター:
MEGRY編集部
マングローブカヌー体験の様子

沖縄本島最大級のマングローブを間近で楽しめるカヌーツアーに参加してきました! 実際に体験してわかったツアーの流れや所要時間、参加時の注意点などをレポートします。

カヌーツアーの場所は「東村ふれあいヒルギ公園」

東村ふれあいヒルギ公園
東村ふれあいヒルギ公園の駐車場
カヌーツアーの体験場所は、那覇空港から車で約1時間45分、沖縄本島北部にある「東村ふれあいヒルギ公園」です。ここには、沖縄本島最大級のマングローブ「慶佐次川(ゲサシガワ)のヒルギ林」が広がっており、その豊かな自然をカヌーで巡るツアーが人気を集めています。

東村ふれあいヒルギ公園
東村ふれあいヒルギ公園事務所前
ガイドさんとの待ち合わせ場所は、公園入口にある「東村ふれあいヒルギ公園事務所」の前です。入口のすぐそばなので、迷う心配はありません。集合時間まで、顔出しパネルで記念撮影を楽しむこともできます。

東村ふれあいヒルギ公園事務所のトイレ
東村ふれあいヒルギ公園事務所のトイレ
東村ふれあいヒルギ公園のトイレ
隣には、綺麗なトイレもありました。カヌーツアーは1時間以上あるので、トイレはツアー前にすませておくと安心です。

東村ふれあいヒルギ公園のカニのオブジェ
カニのオブジェ
この日の集合時間は朝7時。慶佐次川でのマングローブカヌーは、水位が高くなる満潮時にしか体験できないため、集合時間は日によって異なるそうです。ちなみに編集部は那覇を朝5時に出発し、高速道路を利用して6時30分に現地へ到着しました。

東村ふれあいヒルギ公園
慶佐次川のカヌースタート地点
写真を撮っていると、ガイドさんが声をかけてくれました。
「少し早いですが、準備ができていれば、誰もいないうちに出発しちゃいましょう!」
ということで、なんと編集部が一番乗りで出発することに!やったー!
ワンポイントアドバイス

トイレはツアー前にすませておくのがおすすめ!

マングローブカヌーツアーの服装

マングローブカヌー体験の服装
編集部の当日の服装
ガイドさんと合流したら、すぐ目の前にあるカヌー乗り場へ向かいます。服装は、濡れても大丈夫なスタイルが基本。長袖にショートパンツ、レギンスを合わせて、足元はサンダルがおすすめです。風の強い日もあるとのことで、帽子は飛ばされにくい「ひも付き」を選びました。

マングローブカヌー体験の服装
ライフジャケットを着用
さらに、ガイドさんが持ってきてくれたライフジャケットを着用します。

■マングローブカヌーツアーの服装
  • 上着(ラッシュガード)
  • ショートパンツ
  • レギンス
  • サンダル(カヌーの乗り降りで濡れます)

■日焼け対策
  • 帽子(ひも付き)
  • 日焼け止めクリーム
  • サングラス

東村ふれあいヒルギ公園
カヌーの漕ぎ方をレクチャー中
ライフジャケットを着たら、まずはカヌーの漕ぎ方レクチャーからスタートです。教えてくれるのは、この道20年以上のベテランガイド渡久山 真一(トクヤマ シンイチ)さんです。カヌー初体験の編集部でも、身振り手振りを交えた丁寧な説明でとてもわかりやすく、不安なくスタートできました!

東村ふれあいヒルギ公園
東村ふれあいヒルギ公園カヌー乗り場
東村ふれあいヒルギ公園カヌー乗り場
カヌーに乗るときもガイドさんが支えてくれるので安心
レクチャーが終わったら、ついにカヌーに乗り込みます。この時点ですでにワクワクが止まりません!そして何より、ガイドさんが本当に頼もしいです。
ワンポイントアドバイス

服装は濡れてもいい格好で、日焼け対策を忘れずに!

慶佐次川(ゲサシガワ)マングローブカヌーツアー出発

東村ふれあいヒルギ公園カヌー乗り場
緊張のスタート
さぁ、いよいよ出発です!目の前には、慶佐次川に広がる壮大なマングローブ林が待っています。

東村ふれあいヒルギ公園カヌー乗り場
ヒルギ公園の展望台から見たマングローブ林
この写真の中央奥の細くなっている方向が慶佐次川です。

マングローブカヌー体験の様子
どんどん漕いで進んでいく
最初は緊張していた編集部ですが、すぐに慣れて、マングローブを楽しむ余裕が出てきました。

マングローブカヌー体験の様子
満潮時の慶佐次川のマングローブ
進んでいくと、目の前に広がるのはこのジャングルのような景色!沖縄に住んでいても、なかなか出会えない光景です。まさに圧巻!

マングローブカヌー体験の様子
東村ふれあいヒルギ公園
東村ふれあいヒルギ公園
マングローブカヌー体験の様子
マングローブカヌー体験の様子
どんどん進んでいく様子
早朝の慶佐次川は誰もおらず、まるで貸切状態で最高の時間を過ごせました。早起きして本当によかった…!何より間近でマングローブをじっくり観察できるのが、このカヌーツアーの醍醐味。いろいろな種類のマングローブがあって、見ていてとても楽しかったです。

東村ふれあいヒルギ公園
至近距離で見られるのはカヌーツアーならでは
カヌーは漕ぎっぱなしではなく、ときどきこのように陸地に乗り上げて生き物の観察タイムがあります。ガイドさんの解説がとてもわかりやすくて、自然の知識がどんどん深まります!

東村ふれあいヒルギ公園
東村ふれあいヒルギ公園
マングローブカヌー体験の様子
マングローブカヌー体験の様子
東村ふれあいヒルギ公園アダン
ツアー中に見た生き物や植物
ツアー中は、さまざまな生き物や植物との出会いも楽しみのひとつ。巣穴の中に潜む生き物や、沖縄で「トントンミー」と呼ばれるミナミトビハゼ、カニ、アダンの木など、たくさんの発見があります。
ワンポイントアドバイス

鳥のさえずりや魚が飛び跳ねる音にも耳を傾けて

今しか見られない幻想的なマングローブのトンネル

マングローブカヌー体験の様子
ガイドさんの指示でUターン
慶佐次川の上流に到着したら、そこでUターンして来た道を戻ります。……と思いきや、ガイドさんが案内してくれたのは、行きとは違う小さな水路。静かでひっそりとしたその入口に内心ドキドキしています。

東村ふれあいヒルギ公園のマングローブのトンネル入り口
東村ふれあいヒルギ公園のマングローブのトンネル入り口
東村ふれあいヒルギ公園のマングローブのトンネル入り口
東村ふれあいヒルギ公園のマングローブのトンネル入り口
マングローブのトンネル入口
自分では絶対に気づかない入口です。

マングローブのトンネル
マングローブのトンネル
奥に進んでいくと、木々がアーチのように頭上を覆うマングローブのトンネルが現れました!ずっと奥までこの幻想的な世界が続きます。

マングローブカヌー体験の様子
トンネルの木漏れ日が綺麗
木漏れ日が水面に揺れる様子も美しく、都会では味わえない癒しのひとときです。

マングローブカヌー体験の様子
トンネルの先
ガイドさんによると、このマングローブのトンネルは年々水路が狭くなってきていて、今しか見られない景色なんだそうです。来年も通れるとは限らないとのことで、今を生きる私たちの特権だと教えてくれました。

マングローブカヌー体験の様子
トンネルを抜けた先
また、この水路は干潮時には水が引いてしまうため、満潮時にしか通れないそうです。朝早くても絶対に満潮時に行くことをおすすめします。

マングローブカヌー体験の様子
ここを右に出るとスタート地点に戻る
トンネルを抜けて、この写真を右に出るとスタート地点に戻ります。
ワンポイントアドバイス

マングローブのトンネルは早起きしてでも満潮時に行くべき!

そのまま慶佐次湾へ

マングローブカヌー体験の様子
奥がスタート地点。右に行くと慶佐次湾
慶佐次川のマングローブを見終えたところで、ショートコースは終了です。今回はロングコースのため、このまま右手に広がる慶佐次湾へと進みます。

マングローブカヌー体験の様子
マングローブカヌー体験の様子
橋の先が海(慶佐次湾)
右を向くと、奥に橋があります。そこをくぐると、マングローブの川から海へと景色がガラッと変わるのが印象的です。

マングローブカヌー体験の様子
カヌーで海へ向かう
民家を横目に一生懸命漕いでいきます。

慶佐次湾でのカヌー体験の様子
波に苦戦している様子
川との違いは、なんといっても波による揺れ!あんなに静かだった川とは一転、ザパーンという波の音が響き、ちょっぴりスリルを感じます。

慶佐次湾の様子
慶佐次湾でのカヌーの様子
慶佐次湾の沖合
カヌーはついに慶佐次湾の沖合まで到達。遠くには山々が連なり、その雄大な景色に思わず感動です。川とはまた違う、海ならではのスケールの大きさに心を打たれました。

マングローブカヌー体験の様子
無事にツアー終了
海からスタート地点に戻るときは、波で中々進まず結構体力を使いました。

東村ふれあいヒルギ公園カヌー乗り場
東村ふれあいヒルギ公園カヌー乗り場
東村ふれあいヒルギ公園カヌー乗り場
東村ふれあいヒルギ公園カヌー乗り場
降りるときもガイドさんが手伝ってくれるので安心
到着したら、ガイドさんが降りるのを手伝ってくれました。ありがとうございます。

東村ふれあいヒルギ公園
東村ふれあいヒルギ公園
公園の洗い場(無料)
そのあとは、ライフジャケットを返却して公園の洗い場で軽く手足を洗い、ツアー終了です!念のため、着替えを持ってくるように言われていましたが、今回は足元以外は濡れませんでした。
ワンポイントアドバイス

濡れることも多いので、着替えは準備しておくのが良い!

慶佐次川マングローブカヌーの所要時間と料金


東村ふれあいヒルギ公園看板
ヒルギ公園の案内看板
今回体験した慶佐次川マングローブカヌーの所要時間は、ロングコースで約2時間30分でした。川と海どちらも楽しめて最高の体験ができました。ただし、お子さま連れや体力に自信のない方は、ショートコースでも十分満足できると思います!

■マングローブカヌーの所要時間:2時間30分
07:00
集合・レクチャー
07:10
出発
07:30
マングローブや生き物の観察
07:50
慶佐次川上流でUターン
08:00
マングローブのトンネル入口
08:30
トンネル出口(ショートコースはここで終了)
08:35
慶佐次湾へ
08:50
慶佐次湾沖合
09:30
乗り場へ到着
※時間や順路は、混雑状況や天候などによって変わります。

■マングローブカヌーの料金目安
大人料金 こども料金
ショートコース(慶佐次川のマングローブ) 5,000円~ 3,500円~(3歳~小学生)
ロングコース(慶佐次川のマングローブ+慶佐次湾の海) 7,000円~ 5,000円~(5歳~小学生)
12歳以下は保護者の同伴が必要です。※料金や内容はガイド事業者によって異なります。
ワンポイントアドバイス

カヌーは1人乗り~3人乗りまであるのでお子さまも一緒に楽しめる!

東村公認ガイドの渡久山真一(トクヤマ シンイチ)さん

東村観光推進協議会理事長
ガイドの渡久山真一(トクヤマ シンイチ)さん
今回、ガイドをしてくれたのは、とっても気さくで話上手な東村公認ガイドの渡久山 真一さんです。編集部の初めてのカヌー体験を100倍楽しくしてくれました。「慶佐次川のマングローブは、沖縄本島では珍しく3種類のマングローブ(オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ)が楽しめます。国の天然記念物にも指定されているこの素晴らしい自然をぜひ体験しに来てくださいね」と話してくれました。
ワンポイントアドバイス

分からないことはガイドさんに聞けば教えてくれる!

慶佐次川の場所・情報[Information]

マップで確認する
・那覇空港から車で約1時間45分
・美ら海水族館から車で約50分
マングローブカヌー体験の様子
名称
慶佐次川(ゲサシガワ)
住所
沖縄県東村慶佐次54-1
電話番号
0980-51-2655
営業時間
【東村ふれあいヒルギ公園事務所】8時30分~17時30分
※マングローブカヤックツアーはガイド事業所によって異なります。
料金
【ショートコース(保険料・税込)】
大人1名:5,000円~
小人1名:3,500円~(3歳〜小学生)

【ロングコース(保険料・税込)】
大人1名:7,000円~
小人1名:5,000円~(5歳~小学生)

※料金や内容はガイド事業者によって異なります。
定休日
なし(天候条件等によって中止になることもございます)
専用駐車場
あり(普通車31台、大型バス3台)
指定駐車場
優待駐車場
共用駐車場
予約
禁煙・喫煙
【屋内】
全面禁煙
【屋外】
全面禁煙
バリアフリー
カード
※ガイド事業者によって異なります。
電子マネー
※ガイド事業者によって異なります。
送迎サービス
店舗一覧

※掲載の内容は取材時点の情報です。最新の金額や内容とは異なる可能性があります。

この記事を書いた人(ライタープロフィール)

ライター&デザイナー

MEGRY編集部メグリ―ヘンシュウブ

沖縄の魅力を“リアル”にお届けする、大人女子のための沖縄旅行メディア「MEGRY沖縄」の編集部です。リゾートホテルでの贅沢なステイ、おしゃれでおいしいグルメ、心ときめくアクティビティ、洗練されたお土産、そしてガイドブックには載っていない隠れた名所まで。実際に体験し、厳選した情報をお届けします。「せっかく沖縄に行くなら、最高の旅にしたい!」そんな大人女子のために、上質で信頼できる観光情報を発信。あなたの沖縄旅がもっと特別になるように、MEGRY編集部が心を込めてご案内します。

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