ふわふわでボリューミー。沖縄の“冷たい”ぜんざい「黒糖ぜんざい専門店ホシのシズク」｜沖縄那覇市

ライター：

舘幸子

公開日：2025年06月16日更新日：

スイーツが大好きなフォトライター舘幸子が、この夏におすすめしたい、沖縄素材を使った「ホシのシズク」の沖縄ぜんざい（かき氷）を紹介します。

目次 Index

レトロな商店街の中にあるおしゃれなぜんざい専門店の外観

「ホシのシズク」は、那覇国際通りからほど近く、のうれんプラザの向かい側にあるローカルな商店街「太平通り商店街」を入ってすぐのところにあります。近くには昭和の雰囲気が残る八百屋さんや天ぷら屋さん、ブティックがあり、昭和時代にタイムトリップをしたような感覚に。

ワンポイントアドバイス

ランチタイム後は混み合うこともあるので、オープン直後の11時30分が狙いめ！

駐車場は近くのコインパーキングを利用

駐車場は近隣のコインパーキングを利用してください。私は開南せせらぎ通り沿いにある三井のリパーク那覇市松尾2丁目第13駐車場に停めました。30分220円で、現金、クレジットカードの利用も可能です。

ワンポイントアドバイス

30台ほど停められる大きな駐車場なので、満車になっていることは比較的少ないです。

和モダンで落ち着いた店内

ホシのシズク店内 — ホシのシズクの店内とメニュー表。ぜんざいの種類が豊富で迷ってしまいます

ホシのシズクかき氷削っているところ — ホシのシズクの店内とメニュー表。ぜんざいの種類が豊富で迷ってしまいます

暖簾をくぐると、和モダンで落ち着いた雰囲気の店内。木の温もりを感じるナチュラルでスタイリッシュな空間が広がっています。

こちらでいただけるのは、沖縄のソウルフードのひとつ「ぜんざい」。“ぜんざい”というと小豆を甘く煮たものを思い浮かべる方が多いと思いますが、沖縄のぜんざいは、甘く煮た金時豆に氷をのせた、いわゆる“かき氷”のこと。「もっとその存在を観光客の方にも知っていただきたい」という思いから、県外ではあまり知られていない沖縄のぜんざい専門店をスタートさせました。

ホシのシズクでは、沖縄本島北部の天然氷を48時間かけて製氷した純水を使用し、ふわふわとした食感に仕上げるため、極限まで薄削りにします。

金時豆は十勝産のものを使用。多良間島の黒糖と煮込み、程よく歯応えが残る柔らかさを目指してじっくりと煮込んでいます。

ワンポイントアドバイス

金時豆、ソース、生クリームまで全て一から手作りしています

看板メニュー「島いちご黒糖ぜんざい」

ホシのシズクの看板メニューは、大宜味（おおぎみ）村のいちご「美ら島ベリー」を贅沢に使った「島いちご黒糖ぜんざい」。色鮮やかな赤色が目を引きます。いちごの瑞々しさを損なわないギリギリの温度で煮込み、キュッとした酸味が特徴の美ら島ベリーの果肉感が残るようなソースに仕上げることで、まるでいちごをそのまま味わっているような感覚に。柔らかさを目指してじっくりと煮込んでいます。